妙昌寺のご案内

妙昌寺は、日蓮宗大本山池上本門寺の末寺として法眞山と号し、永和元年(1375)今から六百余年前、池上本門寺第四世(四代目の貫主様)大鷲妙泉阿者梨日山聖人により現在の幸町に開創され、開山は法眞院日意上人です。諸堂は、旧多賀町及び本町にあり総門は旧江戸町にあったが、松平伊豆守が川越城を改修するため、当寺を現在の三光町の旧浅場孫兵衛侍屋敷跡地に江戸時代寛保元年(約220年前)に移築されました。

住職ご挨拶

世の中で一番大切なものは何かと聞かれるといろいろ想像されると思うが、行きつくところは自分自身であると思います。

自分ほど大切なものはないが、日々の忙しさや、全てに早く早くの時代、時間は永遠に平等なのに、何か先へ先へと世の中全体が動いているように感じられます。
その忙しさの「忙」は文字の通り、心を忘れること。私たちは、心を失いかけているようです。
形あるものは、いつか欠けるのと同じで、一番大切である自分もいつかこの世を去らなければなりません。
遠いその日のようですが、過ぎ去った日はつかの間のようだと、私自身も思いますし、多くの長老が実感しています。
当山宗祖のことばに「さればまず臨終の事を習(なろ)うて後(のち)に他事(たじ)を習うべし」とありますが、まさに当を得た名言で、一日一日を大切に、そして急ぐ時にも「一寸まて」というゆとり、たまには自分の来し方を反省し、行く末を考えるゆとりを持ち乍ら、限りある自分の人生を設計し、皆様が充実した悔いのない人生を歩まれますことを心より切望いたします。 

妙昌寺住職 沼 田  洋 順

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日蓮宗 法眞山 妙 昌 寺

小江戸川越七福神霊場 七番 弁財天

       埼玉県川越市三光町29番地

 電話(049)222-2414